小田原城・総構(相模国)

10月例会、2日目は小田原城と総構を見学します
まずは、小田原城の馬出門に集合しました。
今日は暑いくらいの良いお天気です

小田原城祉公園内の案内は小田原城総合管理事務所の学芸員の岡さんにお願いしました
よろしくお願いします

住吉橋を渡っていきます

銅門を通って

本丸下にやってきました
本丸のはちまき石垣が地震で崩れて滑り落ちたままの状態で残っているのがとても印象的です
皆さん、熱心に観察していました

そして本丸へ向かいます
やや左正面に見える大きな木が小田原城を見守り続けてきた現存の松の木です

常盤木門を通って

本丸に着きました。
天守内は自由見学をしました

天守最上階の展望デッキから石垣山城を眺めます

眺望は素晴らしく、相模湾もきれいに見えました

そして、天守前に集合し、ここからは総構を見学していきます。
総構の案内は小田原市役所文化財課の学芸員の伊藤さんにお願いしました
よろしくお願いします

御用米曲輪の横を通って向かいます

まずは八幡山古郭・東曲輪に向かいます
けっこう登りますね…自然の丘陵を利用して造られているのが体感できます

東曲輪に登ってきました。城下を一望できます

そして、次はだいぶ長い坂道を登って、三の丸新堀土塁にやってきました
ここからも石垣山城を望みます

400年以上経っても、ここまで良好に遺構が残っていることに驚きます

そして、小峯御鐘ノ台大堀切の入口に到着しました~
少し、堀底道がクランクしているのが見えます

堀底道を歩きます。今日一番の見所です!!
総構最大級の広大な堀にテンションが上がります

小峯御鐘ノ台大堀切には、東堀、中堀、西堀があり尾根を入念に分断する構造になっていました
北条氏の築城技術の高さが感じられます
この総構に秀吉は手こずったでしょうね...

昼食は、城山陸上競技場の会議室を利用しました

午後からは小峯御鐘ノ台大堀切の土塁を見学

そして、稲荷森にやってきました。堀が丘陵の地形に沿ってカーブした形になっています
竹林の中に巨大な堀がしっかりと残っていました

そして山ノ神堀切にやってきました。
高低差をもって、この奥は総構の堀と連結しています

ここは城の北側を守る重要な堀だったことがよく分かりました

途中、小田原城を右手に見ながら進んで行きます

城下張出に到着しました
横矢がかけられるように方形に張り出した平場が今も残っています

堀の形を観察することができますね
この後、史跡標柱を見学して小田原駅に向かいました

駅に到着しました
これで本日の見学は終了です
学芸員の岡さん、伊藤さん、ありがとうございました。
北条氏の城づくりのすごさを体感することができました。
縄張り図を作成していただいた中尾さん、資料を作成していただいた林さん、
ありがとうございました。
参加者のみなさん、お疲れ様でした

ブログを読んでくださった会員以外の方、
お城が好きな方、興味ある方、
ぜひ、一緒に巡りましょう
ホームページにあるお問い合わせフォームにお気軽に
ご連絡ください

西mura

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