鎌刃城 滋賀県米原市 11月23日例会

11月の例会で訪れたのは鎌刃城です。

この日の参加者は25人でした。

米原駅から番場資料館まで、タクシーで分乗して移動します。

地域のイベントなども重なり、移動に苦労しました。

少し遅れましたが、みんな集まり、今から開始です。

現地の説明は、米原市教育委員会生涯学習課の学芸員 滝本さんにお願いしました。

よろしくお願いします。

さあ、鎌刃城の主郭を目指して出発です。

滋賀県屈指の急峻な斜面を登っていきます。

ちょうど紅葉の季節です。

景色にも見とれながら、一歩一歩登っていきます。

下を覗くと、足がすくむような崖が続きます。

気を付けながら、当時の兵の気持ちになって進みます。

大堀切に来ました。

これは、防御力マックスですね~。

いやがおうでも、テンションが爆上がりします。

一つ一つの堀切が、とにかくスケールがでかい。

実際に見ると、圧倒されます。

大石垣です。

どうして、こんなところに結構すごい石垣を配置したのか。

防御のため?見せるため?崩落防止のため?

みんな、自分なりに推理していました。

北の曲輪に到着しました。

今日は、天気も良く、ちょうどよい気候です。

まさに、山城攻略日和です。

大櫓跡の跡です。

天守の原型とも言われています。

ここに、大きな建物があったとは驚きです。

さらに、穴蔵まであったとは、

鎌刃城 スゲー!!

ここで、一休み、昼食です。

琵琶湖一周のろし駅伝に使われた「のろし台」がありました。

天気も良く、眺めは爽快でした。

遠くに見える琵琶湖もきれいに映えていました。

展望台が設置されていて、みんな絶景を楽しんでいました。

城主になった気分ですか~

北曲輪の虎口です。

「建物は信長以前か?」「六角対策は?」

「櫓と虎口との関係は?」など多くの質問がでました。

みんな、鎌刃城に興味深々です。

いよいよ主郭へ向かいます。

後半もワクワク感満載です。

こんなところに石段がありました。

学芸員さんの説明がなければ、スルーしてしまうところです。

主郭前面の虎口の説明を下から見ながら、説明を受けます。

全国でも珍しい石積みの間に粘土が使用されているそうです。

その貴重な遺構は、現在、カバーされています。

みんな真剣に聞き入っていました。

主郭前面の虎口です。

鎌刃城を紹介される画像によく出てくるメインの箇所です。

どのような、経路でこの虎口を通ったのか、それぞれが想像していました。

南の堀切です。

8重に連なっているそうです。

まさに、鎌の刃のごとく、行く手を切り裂いているようです。

この勇壮さは、現地でしか味わえないものです。

堀切のスリルと、紅葉のビューティフルさが、妙にマッチしています。

堀切の高さを体感します。

会員の一人が、下まで降りています。

ほぼ垂直です。結構高さがある~

例会も、そろそろ終わりの時刻が近づいてきました。

名残惜しいですが、西日の差す紅葉を後にして、下山します。

麓の番場資料館に戻ってきました。
ここで11月例会は終わりです。
分かりやすく説明していただいた学芸員の滝本さん、ありがとうございました。
鎌刃城の素晴らしさを感じとることができて大変楽しい例会となりました。
参加者のみなさん、お疲れ様でした。

担当は、田中でした。ありがとうございました。

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お城が好きな方、興味ある方、
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 画像 橘nai 山uti   文 田naka

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