兵庫区文化センターでの講演会に29名が参加しました。
講師は九度山・真田ミュージアム名誉館長北川央氏でした。
長年大阪城館長を務められ、また大阪城をはじめ城郭に関する各種研究活動を続けておられる同氏から、本日は大阪城にまつわる興味深いお話を伺うことが出来ました。
最初は豊臣期大阪屏風発見の時のお話でした。
たまたまドイツの大学の先生が日本に来て、エッケンベルグ城の屏風の写真を見て欲しいとの電話をいただいたときは、まったく期待してなかったらしいのですが、見て本当ににびっくりされたそうです。
数々の幸運な偶然が重なり、まぎれのない本物の秀吉時代の大阪城を描いた屏風がオーストリアのお城にあったのでした。
屏風の各パーツの絵の詳しい説明や、興味深いご説明が続きました。
エッケンベルグ城は、オーストリアのグラーツにあり、この出来事がきっかけで、現在大阪城とエッケンベルグ城は、姉妹提携を結んでいます。
美しい画像を使って、わかりやすく面白いお話をしていただき、
あっという間に1時間半が経過してしまいました。
本当に貴重なお話をありがとうございました。
午後からは、年度初めの総会です。
各事案のうち最も、時間をとるのは、本年度に訪問する城を決めるときです。
多数決で決めますので、みんな必死に手を挙げています。
やっと、訪問する10城が決まりました。
会員の皆様、1日ご苦労様でした。
当会は、このようなセミナーを年2回、各城郭訪問を年10回しています。
例会案内をご覧いただき、気軽に参加し、居心地良ければ、入会してください。
お待ちしております。 (山uti K)