1月26日(日)兵庫区文化センターで、関西城郭研究会の講演会を開催しました。
参加は40名でした。会員だけでなく、会員でないかたも多く参加されていました。
講師は、花園大学文学部准教授の生駒孝臣先生です。

講演内容は、楠木正成・正行・正儀 父子3代の戦いに関してです。
生駒先生が研究を続けている内容で、とても興味深いお話でした。

特に正儀(まさのり)については、今まであまり知られていません。
でも、最も活動期間が長く最も多くの戦争を経験しており、注目すべき人物とのことでした。
父正成以来の河内東条一帯を巨大な「城郭」に見立てたり、
戦術・戦略を展開し、南北朝期最大・最後の戦いを主導したりした人物とのことでした。

参加者から、たくさんの質問が寄せられ、一つ一つに丁寧に答えていただきました。
生駒先生、とてもよいお話を聞かせていただき有難うございました。
午後からは、年度初めの総会を開催しました。
今回は運営方法の変更(案)がいくつかあり、すべて承認を受けました。

昨今の猛暑時の対応状況を勘案し、8月例会は7月同様に冷房の効いた室内イベントとすることになりました。それにともない、従来セミナーと総会をしていた1月例会を通常の見学会に変更しました。
また、総会の開催は7月とし、会計期間も7月から翌年の6月に変更しました。
本年1月から6月までは、半年のつなぎ期間とし、年会費も半額にしています。
見学先の城郭選びは、今回は3月から10月までを決めました。
いつもですが、たくさんの希望城郭から、最後は多数決で絞っていきます。
選ばれなかった城も、是非いつか行ってみたいと思いました。
会員の皆様一日ご苦労様でした。

お城に興味をお持ちの皆様、例会案内をご覧いただき、気軽に参加し、居心地よければ入会してください。
お待ちしております。(山uti K)