アルカイックホールでの関西城郭研究会の講演会に38名が参加しました。
講師は、城郭の石垣研究の第一人者で、金沢城調査研究所名誉所長の北垣聰一郎氏でした。
城郭石垣に関する長年にわたる研究を背景に、叡山の末寺の山岳寺院が城郭石垣の普請に与えたであろう影響や、
石積技能者「穴太」についてなど、城郭石垣に関する興味深いお話をたくさんお聞きしました。
また、最後には質問時間をとってもらいました。
「日本の石垣の技術は、朝鮮半島の影響があったのですか?」
「城郭の石を積む技術の伝承は、大丈夫ですか?」など
たくさんの会員からの質問が寄せられました。
それらの質問一つ一つに対して、丁寧に答えていただきました。
北垣先生、暑い中長時間有難うございました。
セミナー終了後は、これからの関西城郭研究会の運営に関する連絡事項と意見交換をしました。
最後に会員の中尾さんから、自ら作成した城郭鳥瞰図の紹介がありました。
その後は、懇親会も開催され楽しい一日でした。
当会はこのようなセミナーを年2回、各城郭探訪を年10回しています。
例会案内をご覧いただき、気軽に参加し、居心地よければ、入会してください。
お待ちしております。(山uti K)