8月の例会は彦根城を訪れました。
参加者は16名、担当は森氏です。
現地の説明は、彦根市役所文化財課の学芸員の、斎藤さん、戸塚さん、小林さんにお願いしました。
雨天が心配されましたが、天気もとてもよく、汗ばむ天候でした。
まずは、彦根駅前、井伊直政像の前で集合しました。

外馬場公園で、説明を聞きます。
今回の彦根城探訪は、お城本体でなく。周りの城下町がメインです。
城下の古地図と照らし合わせながら、巡ります。

外堀の土塁です。
閑静な住宅地の中ですが、ところどころに遺構が見られました。
当時の様子に思いを馳せることができました。

ここは、高宮口御門跡です。
当時の面影を感じることができます。

外堀に沿って歩きます。今は道路になっています。

芹川です。
ここは、彦根城の南の重要な防御ラインです。
学芸員さんの説明に、みんな聞き入っていました。

足軽屋敷の善利組辻番所にやってきました。
ここは「ブラタモリ」でも取り上げられた遺構です。

通りが見渡せるように、少しだけ軒先が出っ張っています。
その理由を、丁寧に説明してもらいました。

中に入って、出窓から外を眺めます。
辻番所の役目がよくわかりました。

こんな足軽屋敷が現存しているなんて驚きです。
井伊家の旗が、誇らしげにたなびいていました。

城下町を散策すると、食違いがあったり、小路となったりしていて、
かなり、計画的に作られているのが分かります。
彦根城の再発見となりました。

いよいよ、本丸を目指します。
多くの人が、佐和口から入りますが、船町口から入ります。

こちらが大手門跡です。ここから入ります。
さぞかし、大きな櫓門が建っていたのでしょう。

まず、彦根城の全体の説明です。
すぐそこには、立派な登り石垣がありました。

天秤櫓前の大堀切に出てきました。
ここに来て、多くの観光客に会いました。

ここで、突然の大雨です。櫓の下で、しばし雨宿りです。

雨が上がり、勇壮な彦根城の天守が見えます。
今回は、天守の中には入らず、それ以外の遺構を詳しく見ます。

西の丸と出曲輪の間の大堀切です。
天秤櫓のところの大堀切は有名ですが、こちらにも立派な大堀切があったとは。

この大堀切は、すごいです。鉄壁の守りですね。

学芸員さんを囲んでの質問タイムです。
「世界遺産登録の進捗状況はどうなっていますか」
「登り石垣があるということは、朝鮮半島の影響があるのですか」など
ディ一プな質問にも一つ一つ丁寧に答えていただきました。

最後は、佐和口から城を下りてきて、切通口御門跡で解散です。
3人の学芸員さん、暑い中、本当にありがとうございました。
とても分かりやすく、彦根城、城下町のことがよく理解できました。
参加されたみなさま、お疲れ様でした。

ブログを読んでくださった会員以外の方、
お城の好きな方、興味のある方・・・
ぜひ一緒にお城を巡りましょう。
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写真 西mura 文 田naka