関西城郭研究会4月例会では、三木城と付城を訪れました。
さわやかな日本晴れです。参加者は28名、担当者は林氏です。
現地の説明は、三木市文化財保護審議会会長で郷土史家の宮田逸民さんにお願いしました。
宮田さんは、以前関西城郭研究会に所属されていた方です。
機関誌「城」の137号と200号も執筆されています。
まずは、城下の商店街から巡ります。三木は交通の要所でもあるという説明がありました。
三木城の城下町を巡っています。穏やかな雰囲気の町並みです。天正年間に悲劇があったとは思えませんでした。
別所長治の首塚です。夫人とともに祀られています。地元の人たちに愛されているのが分かります
三木市立みき歴史資料館の前で、三木城の歴史ののお話を聞きました。ここは、多くのものが発掘されています。
ジオラマをもとに、三木合戦の全体像をイメージします。秀吉の大群に囲まれた長治の気持ちはどんなだったでしょうね。
二の丸から、いよいよ本丸へ向かいます。
本丸には、別所長治の像が鎮座しています。
本丸には、矢穴がある大きな石がありました。三木城の石垣か、それとも・・・。真相はわからないまま。
本丸の高台には、長治の辞世の句の石碑がありました。
「今はただ うらみもあらじ 諸人の いのちにかはる 我身とおもへば」
本丸からの眺めです。三木の城下が一望です。鉄橋は、神戸電鉄粟生線です。
付城を巡ります。鷹尾山城です。草をかき分けて進みます。
次は、這田村法界寺山ノ上付城です。ワクワクしますね。
三木城を望むことができました。その向こうには、秀吉が陣をしいた平井山ノ上付城も望むことができます。
L字型土塁、食違い虎口と、見どころ満載です。毛利の援軍を迎え撃つ堅固な守りです。
公園での休憩時間には、宮田さんを囲んで、三木城に馳せる思いを熱心に聞いていました。
住宅地の中にある高木大塚城跡です。奇跡的に土塁がきれいに残っていました。
三木市郷土史家の宮田さんに熱心に説明していただいたので、三木城とその城下町、付城について再認識することができました。
宮田さん、本当にありがとうございました。参加された皆さまお疲れ様でした。
ブログを読んでくださった会員以外の方、お城が好きな方、興味ある方・・ぜひ一緒にお城を巡りましょう。ホームページのお問い合わせフォームにお気軽にご連絡ください。
田naka