関西城郭研究会3月例会では京都府南丹市にある山城「八木城」を訪れました。
天気予報は雨でしたが、現地に着くと雨は降っておらず、何とか傘をささずに見学できそうでした。
参加者は12名、担当は田中氏です。
説明は、南丹市教育委員会の学芸員の方にお願いしました。
八木城はキリシタンの内藤ジョアンの城として有名です。なんかロマンある城のような雰囲気が漂っていました。💛💛💛
同時に八木城は明智光秀に平定された城でもあります。
さあ、登り口から登城します。ワクワクしますね。
対面所に着きました。ここで、ルイス・フロイスと内藤ジョアンが対面したのではないかと思われます。
オー!!! 本丸に近くに石垣が見えました。感動です!!
本丸に到達しました。ここまで来るのは、とても大変でした。
本丸からは、八木の町が一望できます。ジョアンもこの景色を見たのでしょうか。
八木城は、曲輪群が多方向に配置されており、大規模な山城だと分かりました。
午後からは、烏嶽を目指します。さあ、出発です。
烏嶽には、尾根伝いに攻めてくる敵を迎え撃つ、曲輪が配置されています。
行く手には、切り立った崖です。八木城は、竪堀がなくても、非常に堅固な城ですね。
足元に気を付けて!!!
やっとのことで、烏嶽の堀切に到着です。急峻な様子がブログから伝わっていますか?
これは💦 井戸の発見か? そうではなく、マンガン鉱の跡のようです。
急な斜面を登って進みます。雨が降らなくて、助かりました。
烏嶽にも石垣がありました。
学芸員さん曰く「こんな烏嶽まで見学される団体さんは、とても珍しいです」
ここは、枡形虎口の跡ではないかという説明がありました。みんな、食い入るように聞いていました。
休憩時間には、みんな自然と学芸員さんのところ寄っていき、質問などをしていました。
担当者も、八木城の地の地質を調べてきて、発表します。
八木城の例会も終え、山を下りました。
振り返れば、勇壮とした八木城が見えました。
南丹市教育委員会の学芸員の方が、とても丁寧に説明してくださったので、
八木城のことがとてもよく分かりました。
学芸員の方、本当にありがとうございました。
参加された皆様お疲れさまでした。
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写真 西mura 文 田naka