越後国「春日山城」

1泊例会、2日目は春日山城です。参加者は22名。
路線バスで高田から上越市埋蔵文化財センターまで移動します。貸切状態で快適に移動できました。

春日山城の案内は、上越市教育委員会文化行政課の学芸員の草間さんにお願いしました。
まず、館内のジオラマで説明を聞きます。

上杉おもてなし武将隊の方と一緒に、かちどきをあげて、いざ出発です!
「エイエイオー‼」

舗装された歩きやすい道を登っていくと、中腹で謙信公の銅像が出迎えてくれます

本丸が見えてきました

あと少しです

三の丸の入口から入って行きます

三の丸に到着しました
三郎景虎屋敷跡と米蔵があったとされる場所です

米蔵の土塁はしっかりと残っていますね~
土を盛ったのではなく削って造られたものだそうです

そして二の丸を通り、いよいよ本丸に到着です!

雨もあがりました
春日山城では「土の一袋運動」をされているそうです。
長年の風雨で土砂が流出してしまうのを補うために一人一人が少ない量でも土を本丸まで持ち上がり修復に使われるそうです。
地元の方々が謙信公の春日山城を大切にされている思いがすごく伝わってきました
まさしく「義」の心が伝えられているのですね!

本丸からの眺めは頸城平野とそれを取り巻く山並みが一望できます
謙信公も眺めておられたであろう同じ場所に立って見られる景色は感無量です‼

遠くには日本海(直江津)も見えました

大井戸です。今もしっかりと水が確認できました。これだけの水量があれば籠城しても安心です

天守台から景勝屋敷、柿崎屋敷方面を眺めます

謙信公が戦勝を祈願したといわれる毘沙門堂

直江屋敷跡

空堀もしっかり残っています

千貫門跡です。門の左右には高い土塁があったのでしょうね

そして春日山神社にお参りします。無事に見学できたお礼を言いました

山を下りて次は復元された堀と土塁からなる総構を歩きます

春日山城は山城ですが東の裾野に立派な総構が築かれています。

籠門まで来ました
かつてはここが城内への玄関口でした

総構を約1.2Kmほど歩いて城の大きさを体感しながら埋蔵文化財センターまで戻ります
歩いているのは土塁の上です。左手は堀跡です

雨の中案内していただいた草間さん、本当にありがとうございました。春日山城のことが大変よくわかりました。


2日間の例会で大変有意義な時間を過ごすことができました。
参加されたみなさまお疲れさまでした。

ブログを読んでくださった会員以外の方、お城が好きな方、興味がある方、ぜひ一緒にお城を巡りましょう。
ホームページのお問い合わせフォームにお気軽にご連絡ください。

           西mura

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